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| Vol.12 『熟年離婚の危機を迎えた夫婦の事例』 |
相談者のT子さんは65歳の主婦。夫のE氏は、長年メーカーで勤務をしていましたが、特に趣味があるわけでもなく、定年後は自宅で悠々自適な生活を送っています。
T子さんは、いままで家庭を振り向かないE氏抜きの生活に慣れてしまい、趣味のサークルやボランティア活動、近所の人とのお茶会など毎日活動的に過ごしています。そのうち、E氏は時間をもて余すようになり、T子さんの行く先々についてくるようになりました。そればかりか、今度は家事をしきるようになり、細かいことでガミガミ怒るようになったのです。 |
| <アドバイス> |
| この場合は、E氏本人のやりがいを一番に考え、働くことをすすめましょう。週に2日でも3日でも、出来る範囲で仕事をするのがよいと思います。T子さんも、夫を疎んじるのではなく、夫の定年後の生きがい作りを手伝ってあげるべきです。 |
| これは離婚まで踏み切ったケースではありません。しかし、最近では、家庭を犠牲にして働いてきた夫が定年退職の日に、妻が家を去ったというケースが増えています。妻はそうするしかなかったのかもしれませんが、その前に2人の仲を立て直すことは不可能だったのでしょうか。夫婦だから、家族だからこその憎しみもあるでしょう。しかし、憎しみや復讐などといったものからは、なにも生まれてはこないのです。 |
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