岡野あつこと柳田康男弁護士のよくある相談

価値観の不一致

J子さんの趣味は美術鑑賞や読書で、夫のK氏はゴルフをはじめとするスポーツという、趣味がまったく合わない二人。
J子さんが「サラリーマンなのだから、新聞くらい読んで欲しい」と言うと、K氏は「じゃあ読めばいいんだろ」と投げやりな態度で、 パラパラめくるかスポーツ欄を読むだけ。一緒の趣味をもちたいと思い、夫を無理矢理美術館へ連れていくと、絵のことはさっぱりわからないと怪訝な顔をされる始末。 少しでも共通の話題が欲しいと願うJ子さんの気持ちをK氏は理解できず、態度を改めようともしません。
(35歳/J子さん)

<アドバイス>

この場合、大切なのは、“趣味の違い”ではなく、“趣味の違いが許せない”ということです。趣味は違って当然なのです。
「私にない知識をもってるんだわ。趣味が違うことは気にならないわ」と思えるなら問題はありません。しかし、それを“許せない”というのは、致命的です。
ささいなことのようですが、非常に大切なことなのです。
自分の価値観、つまり自分を理解してもらえる(またはその努力をしてくれる)人ならいいのですが、これでは一生夫を許せないでしょう。 たとえ趣味が違っても、お互いの趣味をわかりあえるパートナーは必ず見つかります。「これではいけない」とイライラ毎日過ごすのなら、早く離婚をしたほうがいいでしょう。
このような価値観の違いの問題は、最近では夫の暴力、浮気を招くケースになっています。

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