岡野あつこと柳田康男弁護士のよくある相談

財産分与

ペンネーム:N美 さんのお話

離婚を決意した原因
・子どもを傷つけたこと。
SNSによく私への愚痴を書いていたのは知っていたのですが、子どもの悪口まで書いていました。そして娘がそれを見てしまい、それ以来男性嫌いになってしまいました。娘は親としてというより、人間として夫を軽蔑しています。娘の将来が心配でしかたありません。一刻も早く離れたいです。

・子どもの学費のために貯めたお金を返してくれない
夫の母の葬儀の費用を貸して欲しいと言われ、しかたなくいつまでにという口約束で貸してしまいましたが、そのうちの一部を返してくれません。
申し訳ないという言葉もなく、娘が大切ではないのかと思うと本当に悔しいです。愛想がつきました。

・度重なる浮気
1回目は結婚した直後。2回目は長女を出産した直後に判明しましたが、子どものためにと思い許しました。忘れたかったので証拠は残していません。そして3年ほど前にも浮気が判明しています(肉体関係に陥る前に発見し夫は謝りましたが、もう信用できません)

以上が大きな原因で、娘たちになるべく負担をかけないように離婚したいのです。

・親権はもちろん私。

・娘が自立するまでは、家は売りたくない。(ローンは払ってもらいたい)

・慰謝料
浮気によるストレスを抱え生きてきた苦痛を、お金で償ってほしい。

・養育費
次女は高校生なので、これから大学費用などがかかりますので、それらを含め全て出していただきたい。

・婚姻費用
私は正社員ですが、今のところ手取り15万円ほどですので、足りない分は責任をとっていただきたい。

・父からの遺産
私の父から遺産を受け取っていますが、家を購入する時に使ってしまいました。これは返してもらいたい。

・犬にかかるお金
自分が面倒をみるからと言って連れてきた犬がいますが、病気をしてもほったらかしだったりして任せられません。なにより娘たちはこの犬を心から愛しているので、引き離したくはありませんが、それにかかるお金は責任もっていただきたい。毎日のエサ代、ワクチン代、その他高額な医療費がかかった場合は別途請求したい。

以上です。
贅沢をしたいわけではないので、全部払ってもらえなくてもいいのです。
ただ、娘たちをこれ以上傷つけないためにと、夫に「自分が今までしたことの代償」の責任をしっかりととらせたいのです。どこまでが現実的に請求できるものなのかを教えていただきたいです。

<カウンセラーからの回答>

今まで子供のためにと離婚を思いとどまっていましたが、ご主人が子供たちに対する誠意があまりにも無く、失望してしまったお気持ちよく解ります。
お子さんが大きくなるまではと、辛い事も我慢して頑張ってきたのですよね。

N美さんにとって一刻も早くに娘さんとご主人とを離したいお気持ちだと思いますが、ご主人が自営業という職種、そして子供や家族に対しての責任感の薄さを考えると、今後一番心配になってくるはお金の事だと思います。
あと2~6年程で娘さんの大学卒業と共に、子供に対する大きな出費は終わりますが、その数年後にはN美さんも定年を迎える頃になります。
現在の家に住み続けたいこと、家族同然の犬の事を考えると、長年我慢を積み重ねたM美さんにとっては辛いことかもしれませんが、娘さん達が巣立つまで別居というのも選択肢の1つだと思います。

また、浮気による慰謝料や使ってしまった学費の件、相続の件も含め、法的なことは弁護士に相談される事をお勧めします。
その後に、再度これからの人生を考えてはどうでしょうか。
長い年月、子供のためとがんばってきたのですから、これからのミーさんの人生が楽しい時間になるよう心から願っています。応援しています!

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