岡野あつこと柳田康男弁護士のよくある相談

法律事務所から不在票

ペンネーム: N子 さんのお話

主人の実家への仕送りの件で主人に確認したことがきっかけで離婚宣言をされ、主人が実家に帰り別居3ヶ月目です。
別居前や別居直後に何度か話し合いをしようと試みたのですが、「財産分与と子どものことの話しかしない」と言われ、「ご飯が冷たい、いつもイライラしている、化粧をしなくなった、体重が増えた、何の感情もない」とはっきりしません。

別居後、私の仕事の関係で毎週末子どもを預かりに来るため、メールのやり取りや顔を合わせる関係は続いています。「ありがとう」「よろしく」「負担をかけてすみません」などの内容も出てき始め私としては修復したいと考えています。周りからは女の人が居るから調べたほうがいいと言われましたが、前妻の浮気で一度離婚していることや主人も母子家庭で育っていることからどうしても疑うことが出来ずに居ました。

財産分与や養育費の件で弁護士を通すと言われ、まだ考えられないようならそのように伝えて下さいともあったので「そのように伝えます」と即答し、その後、こどもが不安定になったり、学習の支援が必要で通院や面談が続いていることも伝えていました。私が離婚自体に同意していないのに、本日、宣言通り法律事務所から不在票が入っていました。取り下げてくれているのかと思っていたのでまたショックを受けています。もちろん同意は出来ませんが、これは保管期限まで受け取らなくても問題がないのか、ちゃんと受け取った上で対応したほうが良いのか判断がつかず相談させていただきました。
受け取ったほうが良いのでしょうか?

またこのような弁護士を通してきた場合でも修復は可能なのでしょうか?

週末顔を合わせると子どものことなどは落ち着いてやり取りは出来ています。
先日私が毎週末のやり取りに疲れ今年度で土曜日の仕事は辞めようかと思うとメールしたところ、土曜日は自分が見て学校の行事なども自分が一緒に参加したいと、このまま顔を合わせてやり取りを続けたい意思を伝えてきました。毎週末顔を合わせる関係で弁護士を本当に雇ってきた心理が分からず、どこまでの争いになるのかが怖く書類も間違ったことをしたくないと思っています。修復に向けてがんばろうと決意した矢先に不在票が届き本当に心が折れそうです。話し合いをしたいとの内容のメールに返信がなかったので、以前のように「話し合う気はない」と拒否されなかっただけいいのかと考えるようにしていたのですが、悩んでいるのではなく本当に話し合う気がないのでしょうか?もう無理なのでしょうか?

<カウンセラーからの回答>

ご主人からの一方的な離婚宣言からの別居、あなたの前向きに話し合いたい気持ちに対してのご主人のはっきりしない理由による拒絶、とてもお辛い事と思います。そして何より、お子さんがいま不安定な状況にあるという事に心が痛みます。お子さんの学習支援や通院など、夫婦問題だけではない心配事を抱えている状態で、法律事務所からの不在票という事実、さぞショックを受けたことと思います。
不安になるお気持ちはとてもよく分かりますが、この書類は速やかに受け取り、落ち着いて中身を確認しましょう。受け取らなければこの夫婦問題がなかったことになるという訳ではないのです。ご主人から財産分与や養育費の件で弁護士を通すとお話があったとこのとですが、本当にそのような内容のみであれば、期限を区切って答えを要求されるというようなことはなく、仮に回答期限が記載されていたとしても、それをやぶったとて、法的なペナルティがある訳ではないと聞いています。もし内容証明に難しい文言があって心細いお気持ちになられたら、法テラスなど法律の無料相談の場もあります。
まずは、勇気を出して内容証明を受け取りましょう。回答など慌てなくてもよいのです。ご主人も言われていたように「まだ考えられない」で十分だと思います。落ち着いて現状を整理出来る良い機会なのかもしれません。弁護士が入ったからと言って修復が不可能なわけではありません。仮にその後「離婚調停」という運びになったとしても、調停は調停員が間に入っての話し合いの場ですから、一方的に離婚が決まることはないそうです。
ご主人はお子さんの事に関しては、とても子煩悩な方だとお見受け致します。なので、お子さんの不安定な状態にご主人もまた心を痛めでおいでなのではないでしょうか。
毎週末面倒を見て、さらに今後も学校行事等に関わっていきたいなどと、お子さんを大切に思う一方で、この様な状態になっている要因としては、信じがたいとは思いますが女性の影があるかもしれません。
実家への仕送りの件がきっかけで別居とありましたが、大変失礼かと思うのですが、離婚を切り出すタイミングを待っていたかのような印象を受けてしまいました。
直接問いただすことはせず、注意深く、そっと様子を観察してみて下さい。
週末の様子をさりげなくお子さんに聞いてみるのも良いかもしれません。
もしかしたらお母様が傷つくのではないかと黙っている事があるかもしれません。
もし、女性がいた場合は証拠があれば今後のお守りになるでしょう。お金がかかる事ですが、確実な証拠を持っている事は、万が一離婚を選んで修復でも心強い切り札となり、なにより有責配偶者からの離婚申立ては出来なくなるそうです。
修復であれば、ご主人を責めずにご主人を大切にして会うときは笑顔で明るく元気になさってください。いつでもご主人が帰ってきやすいよう家庭内を明るく居心地の良いものにし、あなた自身も身綺麗に整えましょう。以前言われた事柄(ご飯が冷たい、お化粧しない、等)を思い出し、自分磨きをしましょう。今後必ずあなたの為になります。
ご主人のご実家への気遣いもどうぞ忘れずに。義母から援護して貰えたら百人力です。自分の母親を大切にしてくれる妻を無下には出来ないものです。
この辛い状況を少しずつでも改善し夫婦関係を修復していけるよう悔いのないよう、やれるだけの事をやってみましょう。
あなたにとって一番良い答えが見つかるよう応援しています!

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