岡野あつこと柳田康男弁護士のよくある相談

離婚協議中の相談

ペンネーム:アルメリアさんのお話

妹が互いの病気を理由に離婚を求められていますが、本心では関係修復したい考えです。しかし、現在、相手から離婚届と合意書にサインを求められています。相手からは、早期の解決を毎日のように急かされているのですが、妹の心の整理が追いついておらず、最終決断を迷っています。
夫は新姓を受け入れられず、アイデンティティーが傷つけられていると訴えるようになりました。
実家を出て二人暮らし(この直後から妹が時々心療内科に通うようになる)妹が仕事を休職し、精神科へ入院→退院後、夫から「二人で暮らすことは考えられない」と言われ、実家での療養を余儀なくされる。
理由:妹の病気が一生付き合っていく病気だから(夫の一方的な決め付け)とのことでしたが、その後、妹の急性症状を思い出すと眠れず、仕事にも差支えており、PTSDの可能性があると医師に言われたとして、更に離婚を求めるスピードが加速していきました。
→これまで過ごしていた部屋にいるのが辛いとのことで、共同口座資金を使い新居を契約し、現在別居中です。折半で購入した家具家電は使いたいと言って大多数持ち出されました(本当に辛いなら不要なはず……)
夫が5月中旬に処方された薬を見つけましたが、一切飲んでいない状態でした。→証拠作りの為、受診のみしたものと思われます。夫が仮病を使っている事を証明することは可能でしょうか?
預金は妹の方が多い可能性もあるのですが、その場合でも、夫の浪費が加味されず、こちらの財産を分ける必要が出てくるのでしょうか?療養中に家を追い出されたのと同じ状況ですが、DVや同居義務違反 扶助協力違反 には当たらないのでしょうか?

<カウンセラーからの回答>

妹さん夫婦のことでご家族みんなが混乱と不安の中で過ごされている事と思います。
特に妹さんの病状はとても心配ですね。まず旦那さんとの話し合いの前提として、早急に離婚に応じなければ代理人を立てる等言っては来ているものの、急いで家族が離婚へと進める事は妹さんにとって後悔の種にもなりかねません。いずれ離婚しかないのであったとしても、第二の人生を歩みやすくするために、妹さんの気持ちと共に冷静に進めていきましょう。心配であれば役所へ離婚届不受理というものがあるそうなので提出をしておけば例え離婚届を退出しても受理はされないそうなので安心かもしれません。そして離婚が成立しなければ、旦那さんには妹さんを養う義務があるそうですから、妹さんの精神状態が安定し、復職されるまでは旦那さんから生活費を請求できるそうですから、ご家族で妹さんを支えてあげてください。
法律的なことについては弁護士でないカウンセラーは非弁行為に当たりお答えすることができませんが、今までの相談事例を例としてお答えさせていただく事をご了承ください。 まず、旦那さんの薬は受診して処方された薬を飲まないからといって仮病の判断はむずかしいでしょう。
旦那さんの浪費が財産分与で加味されるかは難しいとおもいます。妹さんと結婚してから築いたお金は夫婦共有のものであり、2人で貯めた貯金や用途が旦那さんの趣味に使われたのだとしても浪費との判断は、金額にもよるでしょうが今までの事例では浪費とされるのは難しかったようです。
氏の変更が認められる確率、DVや同居義務違反、扶助協力違反にあたるかどうか、また、裁判になった時に離婚の確率、年金分割、合意書については、弁護士などと相談しましょう。実際相手があることですので、どのようになるかははっきりしたことはわからないとおもいます。
その際、弁護士には、妹さんの状況である療養中であり、旦那さんからの離婚を急ぐ事が、精神的苦痛で回復の妨げになっていると相談されてはどうでしょうか。そして、お金を先に貰った方が良いのかどうかですが、解決金や慰謝料が発生した場合には、先の方が後で払わない等リスクを少なくできるでしょう。 不貞の疑いがあるのでしたら、探偵に調査を依頼して証拠をとることも必要かもしれません。家族にとって受入れがたい旦那さんだとは思いますが、妹さんのお気持ちを第一に考え、冷静に話し合っていければよいですね。
まずは妹さんの回復、そしてご家族にとってこの苦難が早期で乗り越えられますよう心より願っております。

お申し込みフォーム

※休日(土日)祝日のメールでの受付・ご予約はできません。お急ぎの方はお電話でお願いいたします。