家庭内別居の対処法
私のところへ離婚相談に訪れる方の中には、いわゆる「家庭内別居」の状態にある方がかなり見受けられます。
一応同居はしているもののほとんど会話はなく、食事は別々にとり、もちろん寝室も別。そんな状況で「もう離婚しかない」と思う気持ちはわかりますが、そんな相談者に対しても、私はまず夫婦関係修復の道を探ってもらうようにしています。
その理由は「まだいっしょに暮らしているんだから…」ということ。完全に別居しているケースに比べれば、修復の可能性は格段に高いのです。
逆に言えば、別居に踏み切ってしまった場合は修復がむずかしくなるのも事実。「頭を冷やして考えるため」「少しだけ一人で考えてみたいから」という理由であっても、同居をやめることによって確実に夫婦間の溝は深まります。実際に、半年以上の別居は離婚につながるケースが多いですね。
さて、現在家庭内別居中という方へのアドバイスとして、私は「ポジティブな別居」をおすすめしています。これは、重苦しい雰囲気を和らげていくための方法。いつもベッタリいっしょにいる生活では、どんな夫婦にも「飽き」が生じてしまうものです。たとえ寝室は別々であっても、リビングやダイニングではできるだけ顔を合わせるようにして、少しずつ会話の機会をふやしていくのがポイント。
ドライな中にも思いやりの心を感じ合える関係を築くことができれば、関係修復は十分可能なのです。
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