バツイチの再婚(5)
今回のバツイチさんは、ナースのD子さん(30歳・子ども2人)です。
彼女は、お見合いパーティーに出れば全戦全勝。つまり、マッチングでは必ずカップルになって帰ります。それなのに、お付き合いに繋がっていかないのが悩みどころでした。それも、男性から断られてしまうことの方が多かったのです。「あなたなら絶対すぐ見つかるから。また次、がんばろうね!」私も特に深刻に受け止めませんでした。
そんなことを言っている間に1年近くが経ってしまいました。「岡野さん、私もうこのまま一生ひとりかも知れないですね」としょげ返っています。「だめよ!そんなこと言っちゃ!」そうは言ったものの、つい先日私が引き合わせたビジュアル系の男性にも、たった1回のデートの後、断られてしまったのでした。そこで、私はこの男性にもっと詳しく理由を訊いてみることにしました。
「彼女メチャ美人でしょう。やった!と思いましたよ。でも、話しているうちになんだか引いてきて…」。私は間髪入れず「どういう所が引いたの?」と聞きました。「だって、会っていきなり、私には三歳と一歳の子どもがいて、子育てが大変なところに父親が入退院を繰り返していて、仕事は看護士だから夜勤があってとか、とにかくのっけから詳しく説明されて…」。
これで彼女がお付き合いまでいかない原因がわかりました!私はD子さんに「最初のデートで自分のハンデを暴露しちゃダメ! そういうのは、相手の心をつかんでから告白するの。そんな不利な条件並べ立てられたら、相手も遠回しに断ろうとしているのかって思っちゃうわよ。いきなり全部話しちゃったら、そう思えないで終わっちゃうでしょ」。言われて初めて、彼女も気が付いたようです。
それから半年たった今、彼女は3歳年下の彼氏とお付き合いしていて、とても幸せそうです。
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