家事、育児
「家事、育児は妻の仕事」と考える男性は多いのですが、離婚したとき、いろいろな事情で夫が子どもを引き取るというケースもあります。
たとえば、妻が浮気相手の男性のもとへ走ったときや、子どもが自らの意思で父親との同居を望んだ場合などは、離婚後は父と子の生活が始まることになります。
このような父子家庭は母子家庭に比べて、まだまだ行政の対応が遅れており、厳しい状況に置かれている人が多いのが現状です。たとえば公的援助にしても、「男はいくらでも働けるのだから…」といった認識が強いのか、とても充実しているとは言えません。
一般的に、夫は家事が苦手なことが多いので、日常生活のあらゆる部分で困った問題が起きてくるものです。食事作りはもちろん掃除、洗濯、さらには衣服の補修やボタン付けなど、これまではもっぱら妻の仕事であったものが突然わが身にのしかかってくるのですから、その苦労は察するに余りあるものです。
そのせいか、離婚後に再婚相手を探す男性が多いのも事実。私のところへ相談に来る男性にも、このような生活の不便を延々と語っている人がいます。
しかし、家事を押し付ける相手として再婚相手を選ぶという動機は、とても不純なのではないでしょうか? 運よく家事を引き受けてくれる女性が現れたとしても、まるで家政婦のように使っていたら、いずれは相手も愛想を尽かして去ってしまうことでしょう。つまり、まったく意識が変わっていないのです。
そんな人は不自由を嘆く前に、ひととおりの家事をこなしながら妻の苦労を理解して、思いやりの気持ちを育ててから再婚を考えた方がいいと、私は思います。


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