ものごとがうまくいかないとき、自身を内省する手段として、自分のよいところと悪いところを書き出してみるという方法があります。
悪いところだけを書き出して自覚するということだけでは、メンタルが弱ってしまうばかりですので、よいところも同時に確認することで、自身と向き合う機会とするのです。
実際に、こうした自身との向き合いを行ってみると、よいところ(長所)と悪いところ(短所)が紙一重であるということに気づくはずです。
たとえば、仕事にていねいに取り組むことはよいことですが、動作(手)が遅いと考えると悪いところとなってしまうのです。
自分のことは自身がいちばんわかっていると思っている方は多いと思われますが、実は自身のことはあまりわかっていないものなのです。自分がコンプレックスに感じていたこところが、他者から見ればチャームポイントであったりするものです。
おススメしたいのは、パートナーと一緒に「よいところ」をお互いに確認してほしいのです。相手に自分がどのように見えているのかを確認することは、お互いにとってとても大切なことです。
こうした話を始めるときには、まず自分から相手のよいところを切り出すのがコツです。なぜなら、自分の「よいところ」を伝えてくれる相手には、「よいところ」を伝え返したくなるからです。
こうした会話は、関係がこじれてしまった二人には少々ハードルが高いかもしれません。会話が難しければ、紙に相手の「よいところ」を書き出してみることをおススメしています。
関係性がこじれてしまっているときには、相手の「悪いところ」は十分にわかっているはずなので、「よいところ」だけを書き出しましょう。
そして、「よいところ」を書き出したらその紙を壁などに貼っておきましょう。毎日、目にすることで意識することになり、あるとき、ストンと胸に落ちることがあるはずです。
パートナーの悪いところばかりが目につき、辛い、悲しい思いばかりにとらわれてしまっているのなら、その心をときほぐすためには時間が必要です。パートナーにとっても同じはずです。そうしたときに相手の「よいところ」に意識を向けることは、とても効果的です。

