岡野あつこと柳田康男弁護士のよくある相談

支払ってきたお金のこと

ペンネーム:S美さんのお話

結婚して14年になります。
私の住んでいたアパートで結婚生活をスタートさせたこともあって、結婚してから3年間は家賃、光熱費、生活費は私がすべて出していました。ガソリン代、車検代、税金など車のことについては、カードを作っていたこともあって夫が出していました。
4年目に2人の名義で家を購入。私が手付金を支払いました。ローンも2年前までの8年間はすべて私が支払っています。夫の分のローンは私のボーナスを夫名義の口座に入れ、私が支払っていました。
光熱費は半年前まで私が支払い、生活費はこれまで一円ももらっていません。子どもは3人いますが、学費や習い事のお金、保険、すべて私が支払っています。
車のことに関しても、まとめて支払うのがきついとか、いろいろ言われ、7、8年前から私の車の分は自分で支払うようにしています。固定資産税や自治会費も私が支払っています。以前はエアコンやちょっとした家電を買ってくれることもありました。
夫は自分のことが大事な人で、自分用のテレビ、自分用の空気清浄機、自分用のゲームはどんどん購入します。車に関しては、趣味だからやめられない、と言って高級車を買い替えて乗っています。
子どもに関しては、口は出すけれど、お金は出さず、子育てを手伝う気もありません。運動会なども気が向いた時間に顔をだすだけです。2人目、3人目はお風呂にいれたりすることもほぼありませんでした。
私は教員ですが、公務員に対していい感情をもっていないので、「楽な仕事のくせに給料は高い」「世間知らずのくせに」「もらえる奴らには一般人の気持ちはわからない。そんな奴らに教育なんて無理」さんざん言われてきました。お金のことは、最初からわかっていたことでもあるし、文句は言わないでおこうと思って頑張ってきました。でも、子育ての事、仕事のこと、協力する気がないことや自分より劣っているくせにというものの言い方には我慢ができません。
離婚しようと思っています。どのように進めていけばいいのか、これまで私が支払ってきたお金はいくらかでも取り戻せるのか、準備しておくこと、気を付けなければいけないことなどが知りたいです。

<カウンセラーからの回答>

結婚されて14年間、旦那さんからの心ない言葉やお金の事、自分が我慢すればと今までずっと耐えてきたのですね。

お金の事に甘えている旦那さんに、教員という誇りある職業も卑下されてしまえば耐え難いものに変わっていくのも解ります。
子供第一に考えてくれる旦那さんでしたら、今のお気持ちも違っていたかもしれませんね。
ご相談の内容にて推測しますと、旦那さんに離婚する気持ちが無いかもしれません。生活費も何も払わずお給料はご自分の好きに使える生活は手放したくないでしょう。
ご主人には生活費を支払う義務があるので請求しましょう。今まで支払わなかったのですから請求しても支払うことは難しいでしょうから、その場合は調停に婚姻費用分担金請求を申し立てそこで少しでももらえるようにお金の話をしていけたら良いですね。
そして、その後に弁護士に相談しながら離婚の協議をしていってはいかがでしょうか。
時間がかかり大変ですが、気持ちを強く持ち頑張ってください。

お申し込みフォーム

※休日(土日)祝日のメールでの受付・ご予約はできません。お急ぎの方はお電話でお願いいたします。