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【メール相談】誰かに背中を押してもらいたいだけなのかもしれません

相談内容

離婚した方がいいのか悩んでいます。
夫と一緒に自営業を営んでいます。子どもは2人。小1と保育園児です。
夫は、家事は全くせず、育児も都合のいいときだけ。おむつをかえてくれたのも数回です。
つわりがひどいとき、妊娠中、インフルエンザの時でも、コップ1つ洗ってくれませんでした。
私は毎日朝早くから家事に追われ、日中は夫と一緒に働き、夜も育児と家事。ゆっくりやすむ時間も、自分の時間もありません。
以前、たまには平日に休みをもらえないか?と聞いたこところ、「俺が働いているのに何でお前に休みが必要なのか!」と言われました。
仕事中も家でも機嫌がいいときはいいのですが、自分の気に入らないことや、私がしていることが気に入らないと、不機嫌な態度をし、罵倒されます。
「バカか!」「役に立たん!」「お前はたいした事してないくせに!」はしょっちゅうです。「俺が稼いでいるんだ!」とも何度も言われました。
そんな夫ですが、子どもと出かけること、遊ぶことは大好きで週末は必ず家族で出かけます。
私は、たまにはのんびり家で過ごしたいのですが、それを言うと「俺が計画していることをお前は否定して台無しにする気か!」と言われるので、ゆっくりすることはあきらめました。
自分の趣味の時間ももちたいのですが「子どもを寝かしつけて夜にすればいい!」だそうです。
夫は夜に私が子どもと寝てしまい、自分との時間をもたないのが原因でぎくしゃくするのだ、と言います。
でもくたくたで起きられず(私は睡眠時間が十二分でないと持たないタイプです)、もし起きられたら本当は自分の時間として使いたい。こんな気持ちは夫にはわかってもらえません。
子どもが大きくなるまでは暴言も我慢しようと思っていましたが、だんだん耐えるのがきつくなってきました。
でも、子どもは遊んでくれるパパが大好きです。両親にも心配をかけたくない・・このまま子どもが成人するまで耐えたらいいのかな?と悩む毎日です。



アドバイス

毎日忙しくてクタクタになってしまい、自分の時間が欲しいと思う気持ちはとても良く分かります。
一生懸命に子育て、そして自営のお仕事と家事。本当に頑張り屋さんなのですね。
本当に毎日頑張っていると思います。尊敬致します。

あなたの問題は、家事を全くしない夫、暴言を吐く夫、機嫌に振り回される環境、やることだらけで心も体も疲れてしまっているのに、そんなあなたに優しくない夫と離婚した方がいいのではないか、と悩んでいることですね。

あなたの年齢や結婚期間など不明ですが、お子様の大きさから推測すると、まだお若く、何十年と連れ添ったご夫婦、という状況ではないと思いました。(違っていたらすみません)
そのくらいの時期、あなたが離婚を考えてしまうのは良くわかります。
子供が小さい頃はとても大変ですし、子供は好き勝手に散らかしたり汚したり、吐いたりこぼしたり、大人だけの生活では考えられないような出来事が毎日起こりますよね。
自営で一緒に働いているにも関わらず、夫が家事も育児もやってくれないなんて、全部自分で背負って、全部自分だけががんばっているように思えて、とても虚しくなりますよね。
つわり、妊娠中、インフル、辛い時こそ手伝って欲しかったのに、何もしてくれなかった恨み、これはこの先もずっと忘れないでしょう。
私も同じ経験者ですので、とてもよく分かります。

では、このまま離婚なのでしょうか。

辛い時、つい離婚を考えてしまいがちですが、離婚はあなたにとって楽園なのでしょうか?
今より良い状況になるのでしょうか。少しシュミレーションして考えてみましょう。

あなたは自営を手伝っているので、もし離婚した場合、無職になってしまいますよね。
離婚をされるのであればお仕事をしていないと(収入がないと)難しいので、別の仕事を見つける必要があります。
慰謝料をたくさんもらってそれでどうにかする、という考えは現実的ではありませんし、慰謝料を夫からもらえる離婚のケースは、浮気かDVくらいと言われており、精神的苦痛などの理由では慰謝料は期待できません。
さらに慰謝料の相場は多くて300万程度と言われているようなので、例えその金額を満額でもらえたとしても、子供と3人で生活した場合、すぐになくなってしまうのは分かると思います。

両親にも心配をかけたくない、ということはご実家に帰ることもできないようですし、その場合は幼い子供を二人抱え、どこかに家を探さなくてはなりません。
離婚してからでは遅いので離婚に踏み切る前に、新しい仕事と住む家をまずは探さないといけませんね。
何をおいてもお金と家がなければ生活できませんから。
仕事と家が見つかったら離婚の話を夫に切り出します。
恐らく夫は離婚を容認するわけがないので、半ば強制的に家を出て別居を始めます。
その後、離婚の調停を起こします。ここで離婚が決まればいいですが、決まらないことも多いです。

家を出てからは幼い子供を抱え、(離婚した場合には)養育費はもらえるとしても、あなたが家賃と生活費を自分で捻出しなければなりません。
もし捻出できない場合は残念ながら離婚もできないということになります。

あなたが働くためには子供は学童や保育園に入れないといけなくなり、仕事にもよるとは思いますが、今よりもっと長い時間働かなくてはならない可能性もあります。
もちろん今までと同じように家事、育児はあなたが一人でやります。
週末はあなた一人で子供たちをどこかに連れて行って遊ばせるか、疲れているのでどこにも連れては行かず、おうちで子供たちと過ごすことになるのではないでしょうか。

これが現状の離婚シュミレーションです。
詳しい状況がメールではわからないので、全てあなたの状況の正解ではないと思いますが、少しは現実的に離婚した場合のイメージができたのではないでしょうか。

私は離婚したい気持ちを押し殺して生活することを勧めているわけではありません。
私自身も離婚がしたくてずっと我慢した生活を長年送ってきた経験があります。
なので、その気持ちはとてもよくわかるのですが、ただ現実、私の場合もその時に離婚はできなかったです。
あなたも現実のイメージを持たず、気持ちだけを優先して離婚をしてしまうと、そのあと、離婚をしたのに辛い状況になってしまう可能性があります。
意を決して離婚をするのであれば、その先が幸せであって欲しい、それが私の願いなのです。

もしできるのであれば、あなたから離婚したいという気持ちがなくなり、良い方向に変わった夫と子供たちと楽しく素敵な家庭、素敵なご夫婦になれることが一番良いことだと思います。
そうなれるようアドバイスをさせていただきたいと強く思っております。

ですので、先に書いたシュミレーションを見ていただければお分かりになったと思いますが、今、あなたは離婚のタイミングではないのだと思います。
それでもどうしてもまだ離婚したいと思うのであれば、今ではなく何年か先、それまでにきちんと離婚計画を立て、これからをそのゴールに向け過ごして行く、というものに気持ちを切り替えてください。

それでもまだ今すぐに!と思うのであれば、子供のことを考えてその気持ちを収めましょう。
まだ子供も小さく、パパの事も大好きなので、少なからずこの状況での離婚は子供たちにも影響があると思います。
自分だけの気持ちを優先して離婚をしてしまえば、子供はどう思いますか?
大好きなパパと無理矢理引き離された、勝手にそうしたママが悪い、なんでパパと一緒に暮らせないの?ママのせい。
子供はそう思うでしょう。
それに子供が小さいうちは、やはり手がかかりますし、一人で育てるのはとても大変だと思います。

こんな言い方おかしいかもしれませんが、離婚はしようと思えばいつでもできます。
ただ離婚した後に後悔をして欲しくはないので、後悔しないためにも離婚するまでは自分の中でやり切る、もう同じ空気を吸うのも嫌だ、色々頑張ってみたけど何も変わらなかった、だったら何があっても離婚しよう!と思うその日までは、ご夫婦がうまく行くように努力をされた方が良いのではないかと思います。

では、この何もしない夫、暴言を吐く夫との生活をどうやって良いものにして行くのか、ということですが、職場も同じなので、1日ずっと顔を合わせている環境ということですよね。
長い時間ずっと一緒、逆に言えば一緒にいない時間がほとんどないので、お互いに対し優しい気持ち、労わる気持ち、というものが消えてしまいがちです。
この環境の場合、変わって行くのはとても難しいかもしれませんね。
しかし、どちらかが変わらなければ何も変わらないままです。
このメールはあなたに送っているものですので、私が夫を変えることは不可能です。
本当に嫌だとは思うのですが、あなたがまずは変わって行く、というのはどうでしょうか。

相手を変えたければ、まずは自分から。

私どもはこのアドバイスをよくさせていただいております。
自分が変われば相手が変わるからです。自分が変われないのに相手を変えることなどできないからです。
相手を変えるのはとても時間がかかりますが、自分が変わるのは気持ちの持ちようですぐにできるからです。
ちっとも手伝ってくれない相手に、ちっとも優しくしてくれない相手にまずはあなたから優しくするなんて、本当に悔しくて嫌だと思いますが、夫を変えるためにがんばってみませんか。

自営のお仕事がどういうものかが分かりませんが、仕事中、話しかける際は明るくしてみましょう。
とにかくお客様と接するように、明るく話しかけ、何か機嫌が悪いなと感じたら、ごめんね~と明るく先に謝る。
夫が不機嫌な態度を前面に出しても、あなたはとにかく優しく明るくしてください。
もしかすると夫が不機嫌な態度を前面に出すにも理由があるかもしれません。

あなたにはあなたの言い分があると思いますが、夫からしてみれば夫なりの言い分というものがあるんです。
「それを汲んであげて」とは言いませんが、相手がそのような態度をする原因が自分にあるのかな?とほんの少しでいいので想像力を働かせてみてください。
夫がこう言った時にこう言うから夫の機嫌が悪くなるのかもしれない、とか自分がこういう言い方をするから夫が罵倒するのかもしれない、などと思うことがあれば、悔しいかもしれませんが、その部分を次からは別の言い方にしてみるなど変えて行きましょう。
夫の反応が変われば、あなただってその後の気分が違うと思います。

夫婦なんて毎日一緒にいて、いちいち相手の気持ちを想像し考えることなどしないので、 ずっと一緒にいても相手を責めることばかりで、自分はどうなのか?どうしてるのか?など考えないものです。
このまま離婚と思うくらいなら、ここで立ち止まり考える。色んなことを想像してみてはどうでしょうか。
せっかくメールを下さったのですから、ここから少しずつ自分を変えて行って欲しいのです。

手伝って欲しい時、あなたはどうやって頼んでいますか?
心の中で「何にもしてくれない」「やってくれればいいのに」「なんで私ばっかり」 と思いながら伝えてはいないのでしょうか。
それとも、いつも伝えているのにやってくれないのでしょうか。

もし伝えていないのであれば、伝えてみましょう。
男は言わないとわからない生き物です。言わなくても動けよ、と思うかもしれませんが、 それができないんです。言われて初めて気づく、要するに気が利かないおバカちゃんなのです。
恐らく言えばやってくれるので、まずは言う。伝える。そしてやってもらいます。
その際、伝え方のポイントがあります。「伝えていてもやってくれない場合」も同じです。

やってもらいたいことを「やって」を使わずに頼んでみてください。
「お願いできる?」「手伝って欲しい」「協力してもらいたい」「助けて欲しい」などです。
洗い物をして欲しい時は、まず自分の位置を下げ、
疲れているのにごめんね、洗い物がまだ終わってないんだけど、私は今洗濯物を干さないといけないからパパにやってもらえると助かるんだけど。お願いできないかな?

子供を使うのも手です。
じゃー、パパの洗い物を一緒に手伝ってくれますかー?
などと子供も一緒に参加させてしまいます。
パパが洗う後ろで応援してあげてくださーい!とか、明るい雰囲気を壊さずイベントのような感じで、勝手に空気を作ってしまうのもいいと思います。
やってくれたことには大げさに褒める、そして大げさに感謝です。

週末子供を遊びに連れて行ってくれるなら、そこも大げさに褒めて、持ち上げることがいいです。
計画を立て実行し、子供のために遂行したあとは褒められたいんですから。男は大きな子供だと思ってください。

「子供がパパとだけで遊びたいって言ってたよ。」
こんなウソもありです。そのうち3人で行ってしまうこともあるのではないでしょうか。
あなたが「家に居たい」を前面には出さず、家に居る方法を考えてみるのも作戦です。

夫は夫婦生活を望んでいるようですので、夫を変えるのはここからがいいのではないでしょうか。
実際あなたが書いているように、毎日疲れていて寝かしつけている間に一緒に寝てしまう。
そんな中、いつするんだ?と思いますよね。全くその通りです。
それでしたら夫にこう提案するのはどうでしょうか。

今晩久々にやりましょう、と。
ただ、子供を寝かしつけているとどうしても寝てしまうので、あなたが寝かしつけてくれないかな?と。

その間にあなたは洗い物をしたり、片付けをしたりできますし、寝かしつけの大変さを夫が理解でき一石二鳥です。
夫が寝かしつけないとご褒美のセックスはできませんし、できない場合はあなたが結局寝かしつける。そして案の定一緒に寝てしまうのでセックスはできない。
そのためには自分ががんばるしかないと思うでしょう。

やはり夫婦生活というものは夫婦にとってとても大切な愛情のツールです。
忙しいとそんな気になれないのも分かりますが、忙しいからこそ、ギスギスしてしまわないように、その時間はきちんと確保することも夫婦として必要なことになります。
夫側からすると、できない不満が機嫌の悪さに繋がっている可能性もあると思いますので、
まずはそこを解消をして夫婦の愛情を確認し、そこから夫に対する言い方や態度を変えて行くと、不思議と夫も変わっていくと思います。

結婚した頃のあなたが一番夫の理想のあなたなので、服装や髪型を変えてみるのもいいと思います。
「夫のため」と思うと、なんで私が?なんで私ばっかり?と思ってしまうかもしれませんが、自分が夫の舵を取っていると思ってください。
自分を変えることで「夫を変える大作戦」なんですから。
夫はまんまと私の作戦に引っかかったと思えば、自分を変えてみるのも楽しくなってくるのではないでしょうか。

ご夫婦には「離婚」以外にできることがまだたくさんあると思います。
平日のお休みや趣味の時間の作り方など、まだアドバイスできていない部分も含め、メールですとどうしても的確なアドバイスは難しくなってしまいますので、一度直接お話を聞きながらご相談させていただければと思っております。
サロンでの面談が難しい場合はお電話相談もございます。
ベテランのカウンセラーもおりますので、是非ご検討下さい。
私どもはいつでも味方でございます。どんな状況でも応援しておりますので、がんばってください。

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