離婚カウンセリング 岡野あつこの離婚相談救急隊

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【メール相談】離婚の意思が固い妻と離婚したくない場合の対応方法について

相談内容

結婚して5年、子供はおりません。現在妻は大学院生で就職も決まりました。
5年間の生活費は私の収入から支払い、家事は分担しています。
その妻から1ヶ月前、卒業前に離婚したいと言われました。
私は妻と関係修復を望んでいますが、妻の意志は固く、もう無理なのではないかと悩んでいます。

今は、「頭では分かっているものの心がついていかないから時間が欲しい」といい、来月末までこのまま同居を続けることになりました。
現在は日常会話もありますが、3回の話し合いの内、2回は私が冷静でいられず喧嘩になってしまいました。
妻の言い分は『5年間もう頑張り尽くした。もう、好きじゃないし、愛情がなくなった。 友達の頃が一番好きだった。改善してほしいわけではなく、改善するというのも負担に感じる。離婚を決断するまでの時間が無駄に感じるし、早く先に進みたい。』というものです。
この5年間、本当に妻は精一杯向き合おうとしてくれていたと思います。
しかし、私は、妻に嫌われるのが怖く変に気を遣いすぎてしまい、妻と真正面でぶつかるのを避け、逃げていました。
そして、妻の自分に対する好意を測る事が癖になってしまい、そのような言動を繰り返していたと思います。
私は本当に妻の事を愛しています。
これまでの自分を反省し、「妻から精神的に自立しよう」と考え、その為の行動もどうすればよいか考え始めています。
また、人生楽しみたいという理由で、料理や我慢していた趣味などにチャレンジしたりしています。
しかし、このようなことが、関係修復にとして適切なのでしょうか。
また、離婚の決意の固い妻に対してどう行動すべきか悩んでいます。
もしかしたら離婚した方がお互い幸せになれるのかもとも思いますが、今の自分はどうしても離婚したくない思いが強いです。



アドバイス

ご結婚されて5年弱、学生の奥様を助け、お仕事や家事に頑張ってきたのですね。
離婚したいと言われ、冷静になれず喧嘩になったのもわかる気が致します。
そんな中、来月末迄同居を継続される事は、とても落ち着いた対応をされたと思います。

奥様は、「友達の頃が一番好きだった」と仰ったのですよね。
もしかしたら、貴方様は、妻に嫌われるのが怖くて、少しずつ無理をしていたのかもしれませんね。

奥様の離婚の意志が固いというのは、確かに高いハードルです。
でも、修復を諦めるのは、やれることはやりきった時でいいのではないでしょうか。

私共の代表の岡野は、夫婦の危機における様子を“綱引き”に例えてお話することがございます。
つまり、離婚したい奥様vs修復を願う貴方様の綱引き、ということなんです。
だから、勝つためには、一緒に綱を引いてくれる人をみつけ、パワーを強化することが必要ということです。
義両親様は今回のことはどの様にお考えでしょうか?
もし、まだ、何もお話になっていないのであれば、一度、全てを洗いざらいお話になり、心から謝罪し、修復に協力していただけないか、お願いすることを是非なさってください。

さらに、私共では、修復に向けてのアドバイスとして、
『相手を変えるのではなく、先ずは自分自身を見直す・磨く』事をお勧めする場合もございます。
貴方様はすでに、結婚生活や人生を振り返り、葛藤の中にも前に進もうと努力されているとお見受けいたします。
お料理や我慢していた趣味にチャレンジしておられるのは、まさしく、自分自身を見直す、磨くとても素敵な行動だと思います。

誰しも幸せな人生をおくれるように生まれてきたと思います。
してしまった誤りを正すチャンスが得られるよう、応援してます。頑張ってください。


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