岡野あつこの離婚相談救急隊®︎

【メール相談】離婚回避するには

相談内容

弁護士から、夫の不倫相手に内容証明書で慰謝料請求しました。相手も弁護士を立てて夫婦破綻、離婚することになっていると返答。その後協議進展が期待できないので、訴訟提起する予定です。



別居中の夫とは婚姻費用について弁護士を立て協議中です。夫は離婚後、不倫相手と再婚したいと言いますが、有責配偶者からの離婚は認められないからと、今は離婚調停は申し立てするつもりはないようです。



夫は私を裏切ったかも知れないが、私も裏切ったと精神的に病んでいる様子です。裏切りは私が夫の職場や友人に相談したり、預貯金を引き出し探偵を頼んだりしたことだそうです。

また、慰謝料を不倫相手に請求したことに対し、何が一番大切なのか、俺が戻ることよりも求めているのは金なのかと逆ギレされました。ですが、戻る気はない、離婚を決めているとも言います。

夫との話し合いは並行線です。



そこで離婚回避するため不倫相手に慰謝料請求訴訟を提起し、和解で接触禁止をと考えています。

もう、修復の見込みはないのでしょうか。

どう対処したらいいのでしょうか。

よろしくお願いいたします。




アドバイス

今は別居中とのことですが、別居をしていても辛さ、悔しさは変わりがないものですよね。

男というものはいつの時代も身勝手なことをする生き物です。

不倫相手と結婚をしたいから別れて欲しいだなんて、誰がそんな身勝手な話を受け入れるのでしょうか。



夫に対し、色々と試行錯誤していても夫には響かず、離婚したい気持ちは変わらないままとはとても辛いですね。

不倫相手に何かしてやりたくなる気持ちは同じ女性としてとても良く分かります。

あなたは離婚がされたいのでしょうか?

内容を読む限り、修復をされたいように思えました。

夫に対してまだやり直したい気持ちがあるのであれば、修復をするべきだと思います。



しかし今あなたがしている行為は、残念ながら夫に対しては逆効果、離婚を迫っている状態でしかありません。

もし本気で修復を望んでいるのであれば、相手の女性に対して法的措置の牙を向けることは絶対にしてはいけません。

先にも書きましたが、不倫相手に何かしてやりたくなる気持ちはとてもよくわかります。
しかし、あなたが意を決して行った慰謝料請求は、当然の請求でありますし、間違いでもないのですが、今現在、夫が離婚後に結婚を考えている相手に対し、妻であるあなたが法的に追い詰めている状態になります。

簡単に言えば、夫の好きな人をあなたがいじめている、そんな状況です。



あなたからしたら当然の権利になるので、それがいじめているわけでも間違えているわけでもなく、どちらかというと普通のこと、当然のことをしているに過ぎないと思います。

しかし夫からしたら、好きな人をいじめているようにしか見えないのです。

好きな人をいじめる人間を許すでしょうか。

道徳的に言えば、夫が結婚をしているにも関わらず不倫をしたのですから、許すも許さぬもない話です。

ただ、今は道徳の話をしているのではなく、単純な気持ちの話をしています。

好きな女をいじめる女を好きになる男はいるでしょうか。

所詮不倫相手であっても、今の夫はその女性が好きなのですから、たとえ攻撃相手が正規の妻であっても、認識としては「敵」、二人にとっての「敵」となってしまいます。



本来の「敵」は不倫相手なのですが、現実としてそんなことが分かる男性であれば不倫などしていないのですよ。

悔しくて不倫相手に攻撃をしかければ、それだけ夫の気持ちはあなたから離れてしまうのです。

不倫相手と二人手を取り合って、その攻撃を震えながら耐えている、そんな状況です。
悔しいとは思いますが、今は攻撃をすることは逆効果でしかないのです。



あなたは訴訟を提起し和解で接触禁止をご検討していると書いてありましたが、一度攻撃を仕掛け、やめてあげる代わりにもう近づかないでね、という交換条件とうことですよね。

その作戦もあるとは思いますが、その時点で夫の気持ちはあなたに戻って来ないと私は思います。

もしその約束をした後に接触禁止を破ったらどうしますか?また訴えますか?



夫が言った、「俺が戻ることよりも求めているのは金なのか」という言葉。

結局あなたが今やっていることは、夫を取り戻したいだけなのに、そう解釈されているということです。

夫からそう見えてしまっているということなのです。



違いますよね?

毎日辛くて苦しい想いを一人で耐えて来たはずです。

悔しくて悔しくて、どうしてこんなことになってしまったのかと毎日悩んでいたと思います。

結局、夫と不倫相手を無理矢理別れさせたとしても、気持ちがあなたに戻っていないのであれば、この不倫劇場がたとえ終わったとしても、あなたの辛い毎日は終わらないのではないでしょうか。



仮に、法的措置で二人を無理矢理離れさせたとしても、きっとこっそり続いてしまうでしょう。

不倫劇場シーズン2です。それが不倫なのです。

障害があればあるほど燃えてしまうものなのです。

その時にまた訴えますか?これでは終わりのない負の連鎖です。



形だけ終わっても、気持ちのない夫がそこにいればいいのでしょうか?

私が思う本当の終わりとは、不倫相手があなたに「すみませんでした、もう別れます」という気持ちを持つこと。

もしくは夫が「辛い思いをさせてごめん、これからは二人でやり直して行こう」

という気持ちで戻って来るかのどちらかになるのではないでしょうか。

では、どうしたらその本当の終わりが来るのでしょうか。



あなたと同じ悩みを抱えた方がたくさん私どもサロンには相談に訪れます。

私どもはその際にご提案することがあります。

それは「修復したい方が折れること」を提案させていただいております。

先に書きました通り、障害は逆に燃えてしまうのです。

しかし、燃えているものは永遠に燃え続けないですよね?燃え続けるためには燃料が必要です。

今あなたが行っている行為こそ、燃料となってしまうのです。



とても勇気が必要かと思いますが、一度、二人を放っておくことです。

不倫相手が何歳でどこで知り合った女性なのか等、不明ですが、二人はあなたが諦めて離婚すると言う日を夢みています。

あなたも書かれていますが、夫は有責配偶者なので、夫からの離婚請求はできないわけです。

3年~5年別居を続け、裁判所で夫婦の破綻を認められ離婚となる日まで待つつもりです。



その日を夢見て燃え上がっている二人には、勝手に燃え上がってもらって、そして勝手に燃え切って鎮火してもらうしかありません。

北風と太陽のたとえと同じです。

冷たい風をビュービュー当てても、コートの前をぎゅっと閉めてしまい、あなたが入る隙間が全くできません。

それよりあなたは何もせずに、夫自身で勝手にコートを脱いでもらい隙間を作りましょう。



あなたは離婚には絶対に何があっても同意せず正妻として堂々と君臨していて下さい。

放っておくのです。お天道様のように上から見下ろしていればいいのです。

何かあれば、不倫相手よりあなたのことはよく知っている、と、手を差し伸べてあげたらいいんです。

やっぱり妻はわかってる、そんな感情からスタートして行き、懐に入る隙間を作って行きましょう。

そのためには北風は止めないといけません。

とても悔しいと思いますが、修復を望むのであれば折れるしかないのです。



その後はある意味放置です。

二人は早く離婚後に結婚がしたいので、なかなか思い通りに進まないと揉め事が増え、勝手に別れることはよくあることです。



あなたご夫婦の年齢も不明ですし、結婚年数や子供の有無なども不明な点がございます。

具体的な話をして差し上げたいのですが、どうしてもこのメールでは的確なアドバイスが難しいため、この内容があなたと不倫相手に確実というわけでもございません。
もしよろしければ、一度サロンに相談にこられてはどうでしょう。



修復は時間がかかりますが、私どもにはたくさんの事例もありますし、ベテランのカウンセラーもおります。

きっとあなたの気持ちの面でも、夫へのアプローチの面でもフォローできると思います。

とても厳しい状況ではありますが、あなたが幸せになれるよう応援して行きますので、一緒にがんばりましょう。辛い状況の中相談下さりありがとうございました。がんばってください。


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