岡野あつこの離婚相談救急隊®︎

セックスレスが原因で離婚したい・離婚を切り出された方へ|夫が拒否する理由と修復・離婚の判断軸

セックスレスが続き、「もう離婚したい」と思っている。
あるいは、セックスレスを理由に相手から離婚を切り出されてしまった。

そんな状況で、この記事にたどり着いたのかもしれません。

夫が拒否する。
旦那が求めてこない。
誘っても断られる。
反対に、自分がしたくなくて拒否してきた結果、相手から離婚を切り出された。

セックスレスの問題は、とても繊細です。

「ただセックスがないだけ」と思われることもありますが、実際には、愛情、信頼、自己肯定感、夫婦としてのつながりに深く関わります。

拒否された側は、「自分はもう愛されていないのでは」「男として、女として否定されたのでは」と感じることがあります。
拒否する側にも、体調、疲労、嫌悪感、夫婦関係の不満、過去の傷つきなど、言葉にしにくい理由があることもあります。

大切なのは、どちらか一方を責めて終わらせることではありません。

まずは、何が起きているのかを整理すること。
離婚するのか、修復を目指すのか、少し距離を置くのか。
あなたの家庭に合う順番で、現実的に考えていくことです。

相談内容|セックスレスが原因で旦那から離婚を切り出されました

離婚カウンセリング

ペンネーム:あかりさんからのご相談

夫は42歳、私は32歳、子どもはいません。結婚して3年目です。
おととい、夫からセックスレスが原因で「もう愛していない。離婚したい」と言われました。

私たち夫婦は通勤の関係で、結婚当初から平日はそれぞれ別の家で暮らし、週末は購入した一軒家で二人で過ごす、いわゆる別居婚です。場合によっては、2〜3週間ほど会わないこともありました。

夫婦生活については、もともと私自身がセックスをあまり好きではなく、夫の誘いを拒むことが多くありました。最後にセックスをしたのは、2か月ほど前だと思います。

夫から「離婚したい」と言われたとき、夫は、セックスを拒否され続けたことに強い怒りとやるせなさを感じていたと話しました。

「プライドを傷つけられた」
「男としての自信をなくした」
「もう愛情がなくなった」

そう言われました。

夫によると、以前私が「男性ではなく、家族としてしか見られない」と言ったことが、離婚を考える決定打になったようです。私はその発言をはっきり覚えていませんが、その頃、性的なことに嫌悪感があり、そういうことを言ってしまったのかもしれません。

私は夫のことが大好きです。離婚はしたくありません。

今になって、夫を深く傷つけていたことに気づきました。これからは心を入れ替えて、夫にまた一人の女性として見てもらえるよう努力したいと思っています。

ただ、夫からは「反省してほしくて離婚を切り出したわけではない。自分なりに考えて出した結論だ」と言われています。

さらに、夫には他に好きな人がいるのではないかという不安もあります。以前、夫のLINEを見てしまったとき、会社関係の女性に好意を持っているようなやり取りがありました。その後、夫はスマホにロックをかけるようになり、態度も冷たくなりました。

夫が離婚を切り出した本当の理由は、セックスレスだけではないのかもしれません。

それでも私は、夫と離婚せず、やり直したいです。
どうすれば、夫婦関係を修復できるのでしょうか。

カウンセラーからのアドバイス|離婚を回避し、夫婦関係を修復するには

ご相談を読ませていただきました。

まず、夫から離婚を切り出され、とても不安で苦しい毎日を過ごしていらっしゃるのだと思います。

「離婚したくない」
「夫を傷つけてしまった」
「やり直したい」
「でも、夫の気持ちはもう戻らないのではないか」

そんな思いが頭の中をぐるぐる回っているのではないでしょうか。

夫婦関係の修復で大切なのは、焦って結論を急がないことです。

夫が「離婚したい」と言ったからといって、その場で離婚が決まるわけではありません。協議離婚は、夫婦双方の合意があって成立するものです。もし勝手に離婚届を出されることが心配な場合は、不受理申出という制度を利用する方法もあります。不受理申出は、本人の意思に基づかない協議離婚届などが受理されることを防ぐ制度です。

ただし、ここで忘れてはいけないことがあります。

離婚届を出さなければ、法律上の夫婦関係は続きます。
でも、相手の心が離れたままでは、本当の意味で夫婦関係が修復したとは言えません。

夫は、離婚を切り出すまでに何度も傷つき、悩み、苦しんできた可能性があります。

拒否された側は、単に「セックスができなかった」だけではなく、「自分を求めてもらえなかった」「男として否定された」「愛情を拒まれた」と受け止めていることがあります。

だからこそ、今すぐ「これからは応じるから」と伝えても、夫の心がすぐ戻るとは限りません。

夫婦関係を修復するには、時間がかかります。

まずは、夫がどんな思いで離婚を口にしたのかを受け止めること。
そして、あなた自身がどう変わりたいのかを、言葉と行動で示していくことです。

ただし、無理にセックスに応じることが修復ではありません。
大切なのは、夫婦としてもう一度、安心して気持ちを話せる関係を作ることです。

離婚・夫婦修復のお悩み ひとりで悩まずお気軽にご相談ください

0120-25-4122

受付時間 10:00~18:00(土日祝も受付)

セックスレスとは?どこから問題になるのか

日本性科学会では、セックスレス・カップルについて、特殊な事情がないにもかかわらず、カップルの合意した性交またはセクシュアル・コンタクトが1か月以上なく、その後も長期にわたることが予想される場合と説明しています。

ただし、夫婦問題として大切なのは、回数だけではありません。

月に何回あるかよりも、夫婦のどちらかが強い寂しさ、拒絶感、怒り、不安を抱えているかどうかが重要です。

たとえば、次のような状態です。

  • 片方は求めているのに、もう片方が拒否し続けている
  • 拒否された側が「愛されていない」と感じている
  • 拒否する側が、誘われること自体を苦痛に感じている
  • 性の話をすると喧嘩になる
  • セックスレスをきっかけに会話や信頼まで失われている
  • 離婚や別居を考えるほど追い詰められている

セックスレスは、単なる性生活の問題ではありません。

夫婦の気持ちの距離、生活のすれ違い、愛情表現の不足、不満の蓄積が表面化していることも多いのです。

夫がセックスを拒否するのはなぜ?旦那が求めてこない主な理由

「旦那が求めてこない」
「夫がセックスを拒否する」
「夫から触れてこなくなった」

このような悩みを抱える方も少なくありません。

夫が求めてこないからといって、すぐに「愛情がない」と決めつける必要はありません。ただし、放置してよい問題でもありません。

仕事・疲労・ストレスで余裕がない

仕事のプレッシャー、長時間労働、人間関係のストレスが続くと、性欲そのものが落ちることがあります。

家に帰っても疲れ切っていて、夫婦の時間を持つ余裕がない。
休日も眠るだけで精一杯。
そんな状態が続くと、スキンシップも減っていきます。

この場合、まず必要なのは「なぜ求めてこないの?」と責めることではなく、生活全体の疲れやストレスを見直すことです。

EDなど身体的な問題がある

男性側にEDなどの身体的な問題があり、それを妻に言えずに避けているケースもあります。

「できなかったら恥ずかしい」
「妻にがっかりされたくない」
「男として見られなくなるのが怖い」

そんな不安から、あえて誘わなくなることがあります。

この場合は、夫婦だけで抱え込まず、必要に応じて医療機関に相談することも選択肢です。

妻を女性として見られなくなっている

結婚生活が長くなると、夫婦がお互いを「家族」として見るようになることがあります。

これは悪いことばかりではありません。
しかし、異性としての関心や緊張感が失われると、セックスレスにつながることがあります。

ただし、ここで妻だけが「女らしくしなければ」と背負い込む必要はありません。
夫婦の関係性は、二人で作るものです。

夫婦関係の不満が蓄積している

会話がない。
責め合いが多い。
感謝がない。
家事やお金のことで不満がある。

こうした不満が積み重なると、体の距離より先に、心の距離が離れていきます。

夫が拒否しているように見えても、実際には「夫婦関係そのものに疲れている」というケースもあります。

断られるのが怖くなっている

過去に何度も誘って断られた経験があると、夫は自分から誘うことをやめてしまう場合があります。

「どうせまた断られる」
「傷つくくらいなら、最初から求めない」
「もう男として見られていない」

このように感じている場合、夫は表面上は冷たく見えても、内側では傷ついていることがあります。

不倫・風俗・他に気持ちが向いている可能性

夫が急に求めてこなくなった、スマホを隠すようになった、帰宅時間が変わった、態度が冷たくなった。

こうした変化がある場合、不倫や風俗、他の女性への関心が関係している可能性もゼロではありません。

ただし、証拠がない段階で責め立てると、話し合いがこじれます。

まずは事実と不安を分けて整理してください。

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したい夫・したくない妻のすれ違いは、なぜ離婚問題になりやすいのか

「したい夫」と「したくない妻」のすれ違い。この性の問題は、数ある夫婦問題の中でも極めてこじれやすく、最終的に深刻な離婚問題へと発展しやすいテーマです。なぜなら、性の悩みは単なる肉体的な欲求不満にとどまらず、人間の尊厳や「パートナーに愛されているかどうか」という自己肯定感に深く直結しているからです。

夫は「最愛の妻から存在を拒絶された」と深く傷つき、妻は「自分の体や気持ちを無視して、義務のように求められることが苦しい」と悩む。どちらの言い分も決して我が儘ではなく、それぞれの立場に切実な理由があるため、どちらか片方の気持ちだけを軽く扱うことはできません。

拒否された側(夫)は、「自分はもう男として、一人の人間として必要とされていないのではないか」と、家の中で強い孤独と自己否定感を深めていきます。

一方で、拒否する側(妻)は、育児や仕事の疲労、更年期といったコントロールできない心身の不調の中で、「愛しているなら、嫌でも無理に応じなければいけないのか」と、精神的に激しく追い詰められてしまいます。

ここでお互いにとって最も不幸せなのは、妻が心を殺して無理に応じることでも、夫が絶望してただ我慢し続けることでもありません。本当に大切なのは、お互いの「今」を責めることなく、以下のポイントを一つずつ丁寧に紐解いていくことです。

なぜ、今は「したくない(応じられない)」と感じるのか(体調、心の疲れ、過去の傷つきなど)

なぜ、それほどまでに「求めたい(触れ合いたい)」のか(寂しさの解消、愛情の確認など)

性交渉そのものではなくても、どういう触れ合い(手をつなぐ、ハグ、マッサージなど)なら心地よく受け入れられるのか

日常生活の中で、性行為以外の愛情表現や労いの言葉を互いに増やすことはできるか

夫婦として、二人が一番安心できる「心地よい距離感」はどこにあるのか

非常にデリケートな性の問題は、一度の話し合いで白黒つけて解決しようとすると、ほぼ確実に感情が爆発して失敗に終わります。まずは5分や10分といった短い時間からで構いません。お互いに心に余裕があるタイミングを見計らい、少しずつ、相手の存在を否定しない優しい言葉で対話を積み重ねていくこと。それこそが、すれ違いの溝を埋め、後悔のない選択(修復、または納得の上での離婚)へ進むための大切なプロセスになります。

セックスレスが夫婦関係に与える心理的影響

セックスレスが長く続くと、夫婦のどちらにも心理的な影響が出ることがあります。

拒否された側は、次のように感じやすくなります。

  • 愛されていない
  • 異性として見られていない
  • 自分に魅力がない
  • 夫婦でいる意味が分からない
  • 外で満たしたくなる
  • 離婚したいと考える

一方、拒否する側も苦しんでいることがあります。

  • 誘われることが怖い
  • 応じられない自分を責める
  • 相手を傷つけている罪悪感がある
  • 性的な接触に嫌悪感がある
  • 話し合うほど責められている気がする

セックスレスは、どちらか一方だけの問題ではありません。

放置すると、会話の減少、不信感、別居、不倫、離婚問題へ広がることがあります。

だからこそ、早い段階で、夫婦のどちらが何に苦しんでいるのかを整理することが大切です。

セックスレスは離婚理由になる?認められるケース・認められにくいケース

セックスレスが離婚理由になるかどうかは、状況によります。

日本の民法770条では、裁判上の離婚原因として「配偶者に不貞な行為があったとき」や「その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき」などが定められています。セックスレスが問題になる場合、多くは「婚姻を継続し難い重大な事由」に当たるかどうかが検討されます。

ただし、セックスレスだから必ず離婚が認められる、というわけではありません。

離婚理由になりやすいケース

たとえば、次のような事情が重なると、離婚理由として問題になりやすくなります。

  • 理由なく長期間、性交渉や性的接触を拒否している
  • 話し合いに応じない
  • 拒否された側が強い精神的苦痛を受けている
  • セックスレスが原因で夫婦関係全体が破綻している
  • 別居、不倫、会話断絶など、他の問題も重なっている
  • 改善の努力をしても状況が変わらない

大切なのは、セックスレス単体ではなく、夫婦関係全体がどの程度破綻しているかです。

離婚理由になりにくいケース

一方で、次のような場合は、すぐに離婚理由として認められるとは限りません。

  • 病気、産後、体調不良など合理的な理由がある
  • 夫婦双方が性交渉を望んでいない
  • 一時的な疲労や生活リズムの違いが原因
  • 話し合いや治療、カウンセリングで改善の余地がある
  • 夫婦関係全体はまだ維持されている

法的判断は、家庭ごとの事情によって変わります。
離婚や慰謝料を具体的に考える段階では、必ず弁護士に確認してください。

セックスレスで慰謝料請求できるケース・できないケース

セックスレスによって慰謝料が発生するかどうかも、ケースバイケースです。

慰謝料が問題になりやすいのは、一方が正当な理由なく長期間拒否し続け、相手に精神的苦痛を与え、夫婦関係が破綻したと見られるような場合です。

ただし、病気、産後の体調不良、性交痛、精神的な不調、性嫌悪などがある場合、単に「応じなかったから悪い」とは言えません。

また、夫婦双方がセックスを望んでいなかった場合や、生活上の事情で自然に減っていった場合も、慰謝料が認められるとは限りません。

ここで大事なのは、相手を責める材料を探すことではありません。

本当に離婚したいのか。
修復の余地はあるのか。
相手と話し合える状態なのか。
法的に動くなら、どんな記録が必要なのか。

感情と法律を分けて整理することです。

セックスレスで離婚を考えるときに整理しておきたい証拠・記録

セックスレスは夫婦のプライベートな問題なので、外からは分かりにくいものです。

離婚や慰謝料を考える場合、以下のような記録が役立つことがあります。

  • いつから夫婦生活がないか
  • 誘った日、断られた日の記録
  • 話し合いをした日と内容
  • LINE、メール、手紙などのやり取り
  • 別居開始時期
  • カウンセリングや医療機関への相談記録
  • 相手が拒否の理由を説明した記録
  • 不倫や風俗が疑われる場合の客観的な資料

ただし、違法・不適切な方法で証拠を集めると、かえって不利になることがあります。

スマホを勝手に見る、相手を脅す、職場に乗り込むなどの行動は避けてください。

証拠が必要か、どのように整理すべきかは、弁護士に相談しながら進めるのが安全です。

離婚したいのか、修復したいのか分からないときの判断軸

長年セックスレスの状態が続くと、心が擦り切れて「もうこんな生活は耐えられない、離婚したい」と衝動的に思う瞬間があります。しかし、少し時間が経って怒りや悲しみが落ち着いてくると、

  • 「本当は、昔のように仲の良い夫婦にやり直したいのかもしれない」
  • 「経済的な面や子どもの将来を考えると、離婚後の生活がただ不安」
  • 「縁を切りたいわけではなく、ただ相手に自分の辛さを理解して、変わってほしいだけなのかも……」 と、自分の本当の望みが分からなくなり、激しく心が揺れ動いてしまうものです。

そのように迷ってしまうのは、あなたが決して優柔不断だからではなく、ごく自然なことです。白黒ハッキリと結論を急ぐ前に、まずは以下の「5つの判断軸」を使って、現在の状況を冷静に整理してみましょう。

1. セックスレス以外の関係はどうか

普段の夫婦としてのコミュニケーションはどうでしょうか。

  • 日常のたわいない会話や、笑顔での挨拶はあるか
  • 家事・育児、金銭面などで互いに協力し合えているか
  • 一人の人間として、日頃から尊重されていると感じるか
  • 同じ空間(我が家)にいて、心から安心できるか

「セックスレスだけが唯一の問題で、それ以外の夫婦仲や家族としての機能は保たれている」のか、それとも「寝室だけでなく、会話も信頼も完全に崩壊しており、夫婦関係全体が壊れている」のか。ここを見極めることで、これから進むべき方向性は大きく変わってきます。

2. 相手に「話し合いに向き合う意思」があるか

デリケートな問題だからこそ、パートナーがあなたのSOSに対してどう対応するかは極めて重要な判断材料です。

  • セックスレスについて真剣に話そうとしても、はぐらかして逃げる
  • 「お前の考えすぎだ」「面倒くさい」と逆ギレして怒鳴る
  • 何日も完全に無視を決め込む
  • 「お前にも原因がある」と、すべての責任をあなたに擦り付けて終わる

もし相手にこれっぽっちも向き合う姿勢がなく、話し合いすら拒絶される状態であれば、残念ながら二人きりで関係を修復していくのは困難です。その場合は、これ以上あなたの心が傷つく前に、夫婦カウンセラーなどの「第三者」を間に挟むか、離婚・別居を見据えた現実的な段取りへ進むかを検討するタイミングかもしれません。

3. 自分は何を「一番つらい」と感じているか

「セックスレスがつらい」という言葉の裏にある、あなたの「苦しさの正体(核)」を少し細かく分解して考えてみましょう。

  • 肌の触れ合いや、性交渉がないこと自体が肉体的に物足りなくてつらいのか
  • 勇気を出して求めたのに「拒絶されること」でプライドが傷つくのがつらいのか
  • スキンシップがないせいで、パートナーからの「愛情」を実感できなくてつらいのか
  • 自分がこれだけ苦しんでいるのに、相手が真摯に向き合ってくれない態度がつらいのか

何に対して最も強い痛みを感じているのかを切り分けて整理できると、「触れ合いを増やす工夫をしたい」のか「相手の冷たい態度に限界がきているのか」など、あなたが本当に望む次の行動がクリアに見えてきます。

4. 修復のために「できること」はまだ残っているか

「もう打つ手がない」とすべてを諦めてしまう前に、解決に向けた具体的なアクションをやり尽くしたかどうかを振り返ってみてください。

  • 専門の医療機関(婦人科やメンズクリニック)への医療相談や受診の提案
  • 夫婦関係のプロである「夫婦カウンセラー」への相談
  • 感情的にならずに済む、手紙やLINEのテキストを使った意思表示
  • 家事や仕事の負担を減らし、お互いの生活リズムや環境を変えてみる試み
  • いきなり性交渉を求めず、手をつなぐ、ハグをするといった「スキンシップの段階」を下げること
  • 一時的に実家に帰るなどして、一定期間の「冷却期間(別居)」を設けること

「まだ試せるアプローチが残っている」と思えるなら修復への望みはありますし、「やれることはすべてやり尽くしたけれど、何も変わらなかった」のであれば、後悔なく次の人生(離婚)へ踏み出す強い覚悟が決まるはずです。

5. 離婚後の生活を具体的にシミュレーションできているか

離婚は感情だけで成立させることはできません。いざ離婚となった場合の「現実的な生活設計」の手順をイメージできているでしょうか。

  • 住まい・仕事・毎月の生活費のリアルな見通し(経済的な自立ができるか)
  • 子どもの親権や養育費、面会交流の取り決め
  • これまで夫婦で築いてきた貯金や住宅ローンなどの「財産分与」
  • 将来もらえるお金に関わる「年金分割」
  • 状況に応じた「慰謝料」の請求や、冷静になるための「別居期間」の想定

気持ちの整理をつけることと同時に、こうした法面・金銭面での現実的な準備がどのくらいできているかが、後悔しない選択をするための最大の鍵となります。もし不安が大きいなら、一人で悩まずに一度、離婚問題に強い弁護士などの専門家に相談して、自分の味方を作っておくことが大切です。

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セックスレスで「死にたい」と思うほどつらいときは

セックスレスで拒否され続けたり、離婚を切り出されたりすると、「自分には価値がない」「もう生きていたくない」と思うほど追い詰められることがあります。

でも、今その状態なら、離婚するかどうかを考える前に、まずあなた自身の安全を守ってください。

一人で抱えないでください。
今すぐ信頼できる人に連絡してください。
家族、友人、医療機関、相談窓口、カウンセラーに、今の状態を話してください。

厚生労働省の「まもろうよ こころ」では、電話やSNSで相談できる窓口が案内されています。

死にたいほど苦しいときは、正しい判断ができないほど心が疲れています。

今必要なのは、結論ではありません。
まず、今夜を越えること。
一人になりすぎないこと。
誰かに今の苦しさを渡すことです。

夫婦関係を修復したいときに最初にすべきこと

セックスレスを何とか解消しようとするあまり、いきなり「元のステップ(性行為の再開)」を目標に掲げてしまうと、高い確率で空回りしてしまいます。 なぜなら、これまでに「拒否されて深く傷ついてきた側」にとっても、「プレッシャーから応じるのが怖くなってしまった側」にとっても、いま関係修復のために最も必要としているのは、性交渉ではなく「この人と一緒にいて大丈夫だ」という絶対的な安心感だからです。

関係を根本からあたたかく立て直していくために、まずは以下の最初のステップから丁寧に進めていきましょう。

まずは謝罪や本音を短く伝える

これまで拒絶し続けてしまった側(主に妻側)が「もう一度やり直したい」と望む場合、何よりも先に、あなたがこれまで相手に与えてしまった深い傷つきや孤独を心から認めることが必要です。

言い訳や自己防衛の言葉をグッとこらえ、まずは以下のようにあなたの真っ直ぐな本音を短く伝えてみてください。

「今まであなたがどれだけ傷つき、家の中で寂しい思いをしていたか、私は十分に分かっていなかったと思う。本当にごめんなさい。すぐに許してほしい、元通りにしてほしいとは言えないけれど、私はあなたとこれからも一緒にいたいから、もう一度夫婦として向き合いたいです」

このように、相手の傷ついた感情にそっと寄り添い、受け止める言葉を届けることが、閉ざされた相手の心を解きほぐす最大の鍵になります。

性行為ではなく、会話の再開を目標にする

パートナーの心がまだ離れている、あるいは警戒している段階で、いきなり「セックスしよう」と迫ることは完全に逆効果です。相手に強い嫌悪感や義務感を抱かせ、さらに心の距離を広げる原因になってしまいます。

まずは目標のハードルを極限まで下げて、日常の小さなコミュニケーションの土台を少しずつ戻していくことに専念しましょう。

  • 「おはよう」「行ってらっしゃい」の笑顔の挨拶を増やす
  • 今日あった出来事など、他愛のない短い会話を交わす
  • スマホを見ずに、二人でゆっくり一緒に食事をとる
  • 週末に近所を少しだけ一緒に散歩してみる
  • 「いつもありがとう」「お疲れ様」と、日々の感謝や労いを言葉で伝える

こうした「性行為を目的としない、純粋な心の触れ合い」を積み重ねることで、冷め切っていた夫婦の間に少しずつあたたかい安心感が蘇ってきます。

夫婦だけで難しいなら第三者を入れる

デリケートな性の問題は、夫婦のどちらにとってもプライドやコンプレックスが絡むため、話し合いの場で極めて感情的になりやすいテーマです。

話を進めようとしても、どうしても以下のような状態に陥ってしまうことはありませんか?

  • どちらか一方が激しく相手を「責める」
  • 悲しさのあまり「泣き崩れる」
  • 防衛本能から完全に「黙り込む」
  • プライドを傷つけられて「逆ギレして怒鳴る」
  • 結局、過去の別の不満が噴き出して泥沼化する

もし二人だけで話すたびに傷が増えてしまうなら、無理に当事者間だけで解決しようとしない方が賢明です。夫婦カウンセラーなどの「専門的な知識を持つ第三者」を間に挟むことで、感情の暴走を抑え、「何を、どの順番で話すべきか」を冷静に整理しながら進めることができます。

一人で決められないときは、カウンセラーに相談していい

「セックスレスが原因で離婚したい。でも、本当にこの決断で後悔しないか自信がない」 「夫(妻)から突然離婚を切り出された。でも、自分はまだ諦めたくないし修復したい」 「相手に拒否されて辛い。でも、拒絶されるのが怖くてどう話しかければいいか分からない」

今、あなたがこのようなモヤモヤした、結論が出ない段階にいたとしても、全く遠慮することなく夫婦カウンセリングを頼って大丈夫です。プロへの相談は、決して「離婚の覚悟がカチッと決まった人」だけがするものではありません。

  • このまま離婚へ進むべきか
  • もう一度だけ修復を目指すべきか
  • 冷却期間としてまずは別居すべきか
  • パートナーに対して、まず何から話せばいいのか
  • 自分の本当の望みを、どうやって相手に伝えれば波風が立たないか
  • 弁護士などの法的な相談へ進む前に、自分の心の中で何を整理しておくべきか

カウンセリングとは、こうした暗闇のような迷いの中に一緒に立ち会い、あなたにとって最善のロードマップを一緒に考えていくための時間です。

セックスレスの原因や夫婦の形は、家庭ごとに100人いれば100通りの事情があります。ネットに転がっている一般論や誰かの成功体験だけでジャッジせず、プロの力を借りながら、あなたの家庭の現実に最もフィットする進め方をゆっくりと見つけていきましょう。

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よくある質問

Q. セックスレスは離婚理由になりますか?

なる可能性はあります。
ただし、すべてのセックスレスが直ちに離婚理由になるわけではありません。

長期間の一方的な拒否、話し合いの拒否、精神的苦痛、夫婦関係全体の破綻などがあるかが重要です。法的判断は個別事情によるため、具体的には弁護士へ相談してください。

Q. 夫がセックスを拒否する理由は何ですか?

疲労、ストレス、EDなどの身体的問題、夫婦関係の不満、断られることへの恐怖、妻を女性として見られない、他に関心が向いているなど、さまざまな理由があります。

すぐに愛情がないと決めつけず、生活や関係全体を整理することが大切です。

Q. 旦那が求めてこないのは愛情がないからですか?

愛情がないとは限りません。
疲れや体調、自信のなさ、夫婦関係のすれ違いが原因のこともあります。

ただし、求めてこない状態が長く続き、あなたが傷ついているなら、放置せず話し合いが必要です。

Q. セックスレスで慰謝料は請求できますか?

請求できる可能性はありますが、必ず認められるわけではありません。

正当な理由のない長期間の拒否、精神的苦痛、夫婦関係の破綻との関係、証拠の有無などが関係します。具体的には弁護士に確認しましょう。

Q. セックス拒否を続けると離婚されますか?

相手が強い苦痛を抱え、夫婦関係が破綻していると判断される場合、離婚問題に発展する可能性があります。

ただし、病気、産後、性交痛、精神的な不調などの理由がある場合もあります。大切なのは、拒否の理由を一人で抱えず、話し合いや医療・カウンセリングにつなげることです。

Q. したい夫・したくない妻の場合、修復できますか?

修復できる可能性はあります。

ただし、無理に応じることが修復ではありません。
なぜ求めたいのか、なぜしたくないのか、どんな触れ合いなら可能なのかを、責めずに話し合うことが必要です。

Q. 旦那とはしたくないのに、他の人とはしたいと思うのはおかしいですか?

おかしいとは限りません。

夫婦関係の不満、マンネリ、過去の傷つき、愛情の低下などがあると、配偶者には性的な気持ちが向かないのに、外の人には気持ちが動くことがあります。

ただし、衝動的に不倫へ進むと、修復も離婚条件も難しくなる可能性があります。まずは「夫としたくない理由」と「本当に離婚したいのか」を整理してください。

Q. セックスレスで死にたいほどつらいときはどうすればいいですか?

今すぐ一人で抱えないでください。

離婚するかどうかを考える前に、まず安全を確保してください。信頼できる人、医療機関、相談窓口、カウンセラーに今の気持ちを話してください。

Q. セックスレスの証拠は何を残せばいいですか?

いつから夫婦生活がないか、話し合いの内容、LINEやメール、別居時期、カウンセリングや医療機関への相談記録などが役立つことがあります。

ただし、証拠集めの方法を間違えるとトラブルになるため、法的に使う可能性がある場合は弁護士に相談してください。

Q. 離婚を切り出されたけれど、離婚したくない場合はどうすればいいですか?

まず、すぐに離婚届へサインしないことです。

そのうえで、相手がなぜ離婚を望んでいるのか、自分は何を変えたいのか、修復の余地があるのかを整理してください。

相手の心が離れている場合、短期間で戻すのは難しいこともあります。だからこそ、一人で動かず、第三者と一緒に段取りを考えることが大切です。

まとめ

セックスレスは、夫婦にとってとても大きな問題です。

夫が拒否する。
旦那が求めてこない。
自分がしたくない。
拒否し続けた結果、離婚を切り出された。
セックスレスで離婚したい。
でも、本当に離婚していいのか分からない。

どの立場であっても、苦しさは本物です。

大切なのは、感情のままに結論を急がないことです。

セックスレスの原因を整理する。
夫婦関係全体を見る。
話し合いができる状態か確認する。
修復、別居、離婚の選択肢を並べる。
法的なことは弁護士へ、気持ちや段取りはカウンセラーへ相談する。

セックスレスは、どちらか一方が我慢して成り立つものではありません。
夫婦でいるなら、二人が納得できる形を探す必要があります。

今はまだ答えが出なくても大丈夫です。
一人で抱え込まず、あなたの家庭に合う進め方を一緒に整理していきましょう。

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初回対面相談16,500円(税込)※お一人様90分

◆横浜
JR根岸線 関内駅南口(石川町駅に近い出口)から徒歩1分 市営地下鉄ブルーライン 関内駅1番出口から徒歩4分 みなとみらい線 日本大通り駅2番出口から徒歩8分
初回対面相談16,500円(税込)※お一人様90分

◆名古屋
名古屋駅から徒歩6分
初回対面相談16,500円(税込)※お一人様90分

◆大阪
大阪地下鉄四ツ橋線・中央線・御堂筋線「本町」駅 19番出口より徒歩4分。
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◆電話相談 サロンにお越しになれないご相談者の為にお電話でご相談を承ります。 電話相談11,000円(税込)※お一人様60分

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◆岡野あつこ カウンセリング(代々木サロン) 岡野あつこがご相談者ご自身の幸せを最優先に考え、やるべきこと、考えるべきことを具体的にお一人お一人の立場や状況に合わせて具体的にサポートする特別指南コースです。16,500円〜55,000円(税込) ※多様なコースあり

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その他、3ヶ月から1年間にわたり、離婚や夫婦関係の修復を継続的にサポートするスペシャルサポートシステムなど、様々なサービスを通じて、相談者一人ひとりの状況に応じた適切なサポートを提供しています。

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