ダブル不倫。始まりは、たった一通のメッセージや何気ない飲み会から。けれど“既婚者同士”の関係は、火遊びでは済みません。失う代償は、家庭も信用も、自分への尊厳さえも——想像以上に大きいのです。
ダブル不倫の定義
法的観点の「不貞行為」とは
「不倫」は一般語として、配偶者以外への特別な感情や親密交際まで広く含みます。
一方、法が責任を問うのは「不貞行為」=自由意思にもとづく性的関係などの具体的“行為”。
道徳的に「不倫」でも、直ちに法的責任とは限らず、行為の有無・態様が判断の核心です。
ダブル不倫の特徴
- 当事者が双方家庭を持つため、影響が二世帯に拡大しやすい。
- 秘匿コスト、関係の長期化、発覚時の複雑
ダブル不倫の“始まり”と“きっかけ”
典型的なきっかけ
- 職場(プロジェクト・出張・残業)、同窓会、SNS、ママ友/パパ友、趣味コミュニティ。
- 「相談役→心理的距離の短縮→境界の曖昧化」の流れ。
心理トリガー
- 承認欲求/家庭内の孤立感/倦怠・刺激希求/秘密の共有による一体感。
- 初期サイン(メッセ頻度・隠し事・言い訳の定型)をチェックリストで。
発覚しやすい相手の行動と不倫が“バレる”経路
デジタル痕跡
- 端末のロック/通知設定/クラウド連携/位置情報/決済履歴。
- やってはいけない隠蔽(端末共有での削除・改ざんは関係悪化の火種)。
オフライン痕跡
- 生活リズムの変化/出費パターン/言動の矛盾/第三者の目撃。
ダブル不倫の主なリスク
家庭への影響
- 信頼の毀損/子どもの不安定化/別居・離婚検討の引き金。
経済・社会面
- 生活費・二重支出・仕事への集中低下など“目に見える負担”。
- 費用や法的評価は事案ごとに異なります。最終判断は専門家へご相談ください。
不倫が発覚した時に取れる選択肢
不倫関係を終わらせる場合
- 期限を切った完全遮断(連絡手段の整理/共同出没エリアの回避/関係の総括メモ)。
- 再発防止:孤立を避ける行動計画(家族時間の固定化など)。
夫婦関係を見直す場合
- 現状の可視化(感情/事実/お金/子の生活)。
- 第三者同席の対話(カウンセリング)でルール化。
離婚・別居を検討する場合
- 段階的に考える(協議→調停→…の“階段”)。
- 安全・お金・子の生活動線の優先順位を提示。
- 個別の見通しは早めの専門家相談へ。
実際に寄せられた相談とカウンセラーの回答
相談
40代夫婦で子供が二人います。7年前に夫の職場内W不倫発覚しました。当時は私が修復を望み、一旦は再構築をしました。しかし、その後のすれ違いが多く修復困難な状況で仮面夫婦、家庭内別居状態です。私からの慰謝料請求期限が過ぎた頃、夫は同じ人との不倫を再開しており、再び証拠を押さえ、翌年に離婚意思を伝えました。夫は不倫関係復活は否定。親権や養育費などの条件擦り合わせが難航しています。夫は子どもに執着しておりいいパパを演じていますが、私は夫と同じ空間では笑えないため、子どもも夫婦不仲については察しているようです。物理的に夫と離れたいが子どもや仕事のことなどいろいろ考えると動けずにいます。しかし、これ以上後悔もしたくないため、県外の実家へ子供とともに引越をする決意をしました。今後の準備についてどうすればよいのかお聞きしたいです。
回答
共働きワンオペで2人のお子さん育てるのは大変でしたね。子供はまだまだかわいい盛り。ほんとに離婚でいいのでしょうか。
第三者から見ると夫は相手夫に慰謝料まで払ってそしてその相手夫婦は離婚までして、今も付き合ってるならあなたの離婚の提案を受けるはずなのに抵抗してるのは、理由はどうあれ、戻りたいんじゃないでしょうか?
もちろん信じられないですよね。でもお子さんが小さいうちはもめての離婚は得策ではないのです。子供にかかるお金もけちらず出してももらいたいとこです。
どちらにしても家の出方や話の持っていき方は感情手気になっては損なのです。




